[2003.05.17]
  戦争的,手段


 ▼SCOグループ、大手企業にLinux使用の支払い義務を示唆する書簡を送付(ZDNet エンタープライズ)
 http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0305/17/epn02.html


 敵はSCOにあり,とまで云われているのに,それにさらに,追い討ちをかけて自らに攻撃の矛先を向けさせるかのような行動。勝てば官軍だろうけど,どぉ転んでも非難しか浴びない負け戦に,しかみえない,よね?

quote:知的所有権を持つユニックスが違法にリナックスに組み込まれているとしてIBM社を提訴しているSCOグループが,世界中の1500社にリナックスの使用料を求める可能性があることを示唆する書類を送付したと発表した。アナリストらは,この行動がSCOを買収してもらうための圧力であると指摘している。

 開いた口がふさがらない。つか笑える。スペンサー・キャット(@ITの記事)が「SCOが訴えたのはIBMであって,Linuxコミュニティじゃないんだが…」と云っていたけど,さらにリナックス・コミュニティへの攻撃を強めているのは明白。

 SCOのウェブサイトがDos攻撃を受けたこともあったが(ZDNet エンタープライズの記事),まぁ当然リナックス・コミュニティからと考えて当たり前。コミュニティの総意ではないけど,一部,それもかなりデカイ範囲の意見と敵対するためにSCOは行動している。小学生だってわかるような,この仕掛け方はあんまりと云えばあんまりだ。イラク戦争の前後に狙ったように行っているが,意図的に戦争中の刺激的な行動を避けたと考えるべきだろう。というか圧倒的にマスコミも世論も味方につけた米国の戦争に比べて,なにやらメチャクチャ戦争じみてみえる,感じがするけど?


return to index

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル